金沢市議会 > 2020-12-01 >
12月01日-01号

  • "雇用調整助成金"(/)
ツイート シェア
  1. 金沢市議会 2020-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年 12月 定例月議会          令和2年12月1日(火曜日)-----------------------------------◯出席議員(38名)     議長  野本正人     副議長  源野和清     1番  荒木博文      2番  田中美絵子     3番  喜成清恵      4番  上原慶子     5番  稲端明浩      6番  熊野盛夫     7番  大桑初枝      8番  粟森 慨     9番  新谷博範      10番  前 誠一     11番  麦田 徹      12番  中川俊一     13番  小間井大祐     14番  坂本泰広     15番  高  誠      16番  喜多浩一     17番  上田雅大      18番  高岩勝人     20番  久保洋子      21番  松村理治     22番  下沢広伸      23番  山本由起子     24番  森 一敏      25番  小林 誠     26番  宮崎雅人      28番  広田美代     29番  玉野 道      30番  森尾嘉昭     31番  秋島 太      32番  澤飯英樹     33番  中西利雄      34番  清水邦彦     35番  黒沢和規      36番  福田太郎     37番  横越 徹      38番  高村佳伸◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       相川一郎 副市長       村山 卓 教育長       野口 弘   公営企業管理者   平嶋正実 都市政策局長    鳥倉俊雄   総務局長      松田滋人 文化スポーツ局長  山森健直   経済局長      山田啓之 農林水産局長    長谷進一   市民局長      高村政博 福祉局長      高柳晃一   保健局長      荒舘 誠 環境局長      吉田康敏   都市整備局長    坪田英孝 土木局長      川島 篤   危機管理監     坂本敦志 会計管理者     宮本博之   消防局長      清瀬 守 市立病院事務局長  西尾昭浩   財政課長      村角薫明-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      中宗朋之 議事調査課長    小村正隆   議事調査課長補佐  木谷保博 議事係長      山口賢一   調査係長      嶋田健治 主査        富川朗人   主査        前田和紀 主査        北本剛太   主任        竹村太志 書記        辻 卓也   書記        梶 嵩弘 総務課長補佐    関戸浩一  主査        打越洋平-----------------------------------◯議事日程(第1号)  令和2年12月1日(火)午前10時開議 日程第1 議会議案第23号 新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見等の根絶に関する決議 日程第2 議案第42号 令和2年度金沢市一般会計補正予算(第5号)      議案第43号 令和2年度金沢市営地方競馬事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第44号 令和2年度金沢市介護保険費特別会計補正予算(第1号)      議案第45号 金沢市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例制定について      議案第46号 金沢市税外歳入の延滞金に関する条例等の一部改正について      議案第47号 金沢市公民館設置条例の一部改正について      議案第48号 金沢市国民健康保険条例の一部改正について      議案第49号 金沢市パーク・アンド・ライド駐車場条例の一部改正について      議案第50号 金沢市火災予防条例の一部改正について      議案第51号 工事請負契約の締結について(金沢市戸室リサイクルプラザ処理棟改良工事中央監視設備等改良工事))      議案第52号 工事請負契約の締結について(金沢美術工芸大学建設工事(建築工事その1))      議案第53号 工事請負契約の締結について(金沢美術工芸大学建設工事(建築工事その2))      議案第54号 工事請負契約の締結について(金沢美術工芸大学建設工事空調設備工事その1))      議案第55号 工事請負契約の締結について(金沢美術工芸大学建設工事給排水衛生設備工事その1))      議案第56号 工事請負契約の締結について(金沢美術工芸大学建設工事電気設備工事その1))      議案第57号 市道の路線認定について      議案第58号 市道の路線変更について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時0分 開議 △開議 ○野本正人議長 ただいまから令和2年度定例金沢市議会を再開し、12月定例月議会を開きます。 本日の出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○野本正人議長 今定例月議会における会議録署名議員の指名を行います。 31番  秋島 太議員 32番  澤飯英樹議員 33番  中西利雄議員 以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会議期間 ○野本正人議長 次に、今定例月議会の会議期間は、本日から12月15日までの15日間といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○野本正人議長 また、地方自治法第121条第1項の規定により今定例月議会に説明のため出席を求めた者は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたします。     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○野本正人議長 これより、日程第1議会議案第23号新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見等の根絶に関する決議を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野本正人議長 御異議なしと認めます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○野本正人議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第23号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○野本正人議長 起立全員であります。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。     〔議会議案第23号は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○野本正人議長 次に、日程第2議案第42号令和2年度金沢市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第58号市道の路線変更について、以上の議案17件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △提案理由の説明 ○野本正人議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、令和2年度金沢市議会12月定例月議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして御説明いたします。 それに先立ち、ただいま本議場において、新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見等の根絶に関する決議が満場一致で可決されました。感染等を理由とした差別や偏見などはあってはならないことであり、正しい情報に基づく冷静な行動を促すため、引き続き、迅速かつ正確な情報発信に努めていきます。 さて、我が国では、新型コロナウイルス感染症新規感染者数が先月過去最高を記録するなど、第3波とも言われる厳しい状況が続いています。本市においては、医療従事者の献身的な御努力や市民、事業者の御協力により、今のところ新規の感染者数は抑制されていますが、今後寒さが厳しさを増す中で、インフルエンザとの同時流行も懸念されてきます。改めて市民の皆様方には新しい生活様式の実践を徹底いただきますようお願いするとともに、市としましても、寄附金を活用し、未就学児の正しい手洗いを啓発するほか、医師会と連携して年末年始等PCR検査体制の強化を図るなど、感染症対策に万全を期していきます。 一方、我が国経済は、個人消費をはじめ、輸出や生産に持ち直しの動きが見られるなど回復傾向にあるものの、依然として厳しい状況が続いています。本市では、これまでも数次にわたる地域経済対策を実践してきましたが、引き続き、切れ目のない対策を講じていく必要があるとの思いから、今回、地域経済のさらなる活性化に資する補正予算をお諮りいたしました。 まずは、観光産業の回復に向けた施策です。この10月より開始した五感にごちそう金沢宿泊キャンペーンを契機として観光客の増加傾向が見られ、まちににぎわいが戻りつつあるなど、一定の効果が現れています。このため、キャンペーンの継続実施に係る経費を追加することにより、客足が落ち込む冬季の旅行需要を喚起するとともに、延べ10万泊分の支援に向けて事業の持続化を図るため、今月16日より助成上限額を見直し、地域経済への波及効果を高めていきます。 併せて、来月より宿泊キャンペーンの利用者に対し、市内の飲食店や工芸店等で使用できるクーポン券を送付することで再度の来訪を促しますほか、金沢への修学旅行が増えてきていますことから、宿泊費等に係る助成枠を追加するとともに、明年度以降の誘致につなげていきます。 なお、先般、国からゴー・トゥー・トラベル事業の運用を見直す方針が示されたところであり、引き続き、感染状況や国の動向等を十分注視しながら、適切な事業実施に取り組んでいきます。 一方、雇用の確保を図るため、離職者等の正規雇用に係る奨励金や国の雇用調整助成金への上乗せ制度の対象期間を延長しますほか、コロナ禍で厳しい経営環境にある中小事業者等に対し、明年度の固定資産税等を軽減する措置が講じられますことから、制度の周知と丁寧な相談に努めていきます。 加えて、食文化の振興では、新たにブランド化した金沢香箱や加能ガニ金沢を発信するためのキャンペーンを展開し、消費の拡大につなげていきますほか、農水産物等の安定供給を維持するため、市場使用料の減免を延長することとしました。 他方、新たな価値の創造と子どもの独創力の育成を目指す価値創造拠点施設の整備についてです。コロナ禍がもたらした社会変革やデジタル化が加速している現状を十分踏まえた上で、運営の在り方等について時勢に即して対応していく必要があると判断したことから、開設時期を明年夏に延期することとし、新産業創出アドバイザーの意見も取り入れながら十分な検討を重ね、開設に向けて万全を期していきたいと考えています。 次に、交通基盤の充実に関してです。本年度末の完成を予定している森本駅東広場では、多目的広場のにぎわい創出を図るため、イベント等での活用について地元団体と協議を進めているほか、隣接するパーク・アンド・ライド駐車場の明年4月からの供用開始に向けて、今回、設置条例をお諮りしています。 さて、先月、国や鉄道・運輸機構から、北陸新幹線金沢-敦賀間の開業が1年半延期される見通しとなったことが示されました。本市も含めた沿線自治体では、2023年春の開業に向けたまちづくりを鋭意進めてきたところであり、延期による影響が大きいことから、引き続き、県や関係機関と共に、一刻も早い敦賀開業と大阪までの早期全線整備を国に強く求めていきます。 次に、文化・芸術の振興では、施策の指針となる文化芸術アクションプランの骨子案が今般まとまりましたので、年度末をめどに具体の施策を盛り込んだプランを取りまとめていくほか、インターネットを活用したデジタル工芸展では、本日より、出展作家の作品を取り扱うギャラリー等を新たに掲載し、本市工芸のさらなる魅力発信と販路拡大につなげていきます。 加えて、本市の縁付金箔製造技術が、今月中旬にも、国内の16分野の伝統技術とともにユネスコの無形文化遺産に登録される見通しであることから、これを機に、金沢箔の発信と伝統技術の保存・継承により一層努めていきたいと考えています。 また、金沢美術工芸大学では、令和5年度中の新キャンパスへの移転に向けて、今回、建設工事に係る請負契約議案をお諮りしていますほか、設備が老朽化しているアートホールは、本日から大規模改修工事のため休館することとし、明年9月1日の再開を目指して準備を進めていきます。 このほか、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館では、来月5日から企画展「金沢のチカラ・重層する建築文化」を開催することとしており、藩制期から現代まで連綿と築かれた本市の建築文化を全国に発信していきます。 ところで、子どもたちが希望を持って健やかに成長できることがまちの未来にとって必要なことであり、どのような境遇の子どもであっても自分の可能性を信じ、夢に向かって挑戦できる環境をつくることは行政の責務であると考えています。 そうした思いから、過日、子どもの居場所づくり活動を行っている団体等で構成する金沢こども応援ネットワークを新たに立ち上げたところであり、団体との連携を強化し、情報共有を図ることで、困難を抱える子どもや経済的に困窮する家庭への確実な支援につなげていきます。 加えて、小中学校では、感染症対策を講じながら児童・生徒の学びの確保に取り組んでいるほか、教育環境の充実を図るため、1人1台学習用端末の配備を進めています。さらに、来月にはICT版金沢型学習スタイルを策定することとしており、明年度よりデジタル教材等を活用し、教科の特徴や児童・生徒の発達段階に応じた効果的な指導を実践していきたいと考えています。 一方、民法の改正に伴い、令和4年4月から成年年齢が18歳に引き下げられます。これに併せ、本市におきましても成人式の開催時期について検討を重ねてきましたが、公民館連合会の御意見等も踏まえ、18歳となる方の多くが進学や就職を控えていることに配慮し、従来どおり20歳の方を対象に式典を開催することとしました。 さて、政府は、ポストコロナ時代を見据えた成長戦略の柱の一つに、社会全体のデジタル化を据える方針を示しています。市としても、これに積極的に呼応するため、今回、行政手続等オンライン化を進めるための条例をお諮りしたところであり、来月より順次電子申請の拡充を図るほか、明年秋には物品・役務契約に電子入札を導入するなど、業務の効率化にも努めていきます。 次に、地域コミュニティーの醸成と市民協働の推進に関してです。先月、旧町名が復活した金石地区では、新たに金石上越前町及び金石相生町の復活について地元の2町会から申出を受けたことから、明年度中の復活に向けた調査費をお諮りしています。 また、現在、市民協働の指針となる次期協働推進計画の策定を進めており、先般、骨子案がまとまりましたので、近くパブリックコメントを実施した上で、広く市民の皆様の御意見をいただきながら年度末をめどに取りまとめることとしています。 さて、今回提出いたしました補正予算案は、感染症防止と地域経済への対策に関する経費や、福祉・教育施策等に関する経費の追加のほか、人事院勧告に基づく期末手当の減額改定など職員給与費の整理が主なる内容であり、全会計の補正額は38億6,320万7,000円となりました。 まず、福祉関係では、利用者の増加に伴う障害者自立支援給付費の追加をはじめ、私立保育所等運営費を増額するほか、経済関係では、さきに述べた宿泊キャンペーンの継続に係る経費や中小企業のテレワーク導入に対する助成枠を追加しています。 また、農林水産関係では、熊の出没が相次いでいますことから、被害防止に係る経費を増額するとともに、木の家づくり奨励金の助成枠を追加しますほか、都市整備・土木関係では、道路や公園等の緊急修繕枠を増額いたしました。 さらに、市民・環境関係では、個人番号カードの交付件数の増加に対応する経費や住宅用蓄電システムの設置等に対する助成枠を追加するほか、文化スポーツ・教育関係では、利用料金の減収に伴い、金沢21世紀美術館等指定管理費を増額するとともに、国の内示を受けて小中学校のトイレの洋式化を前倒しいたします。 このほか、都市政策関係では、公共交通を維持するため、山間地等の赤字バス路線に対する助成枠を追加しています。 予算以外の議案では、さきに述べた行政手続のオンライン化に係る金沢市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定など条例案6件のほか、金沢美術工芸大学の建設工事に係る請負契約の締結など8件をお諮りいたしました。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。
    野本正人議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○野本正人議長 この際、御報告いたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、金沢市教育委員会事務事業点検・評価報告書(令和元年度執行分)が提出されておりますことをお知らせいたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休会について ○野本正人議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明日2日から8日までは議案調査のため休会としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野本正人議長 御異議なしと認めます。 よって、この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、9日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○野本正人議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時18分 散会-----------------------------------  〔参照〕-----------------------------------                (写)                           発金議議調第135号                           令和2年11月24日                           (2020年)  金沢市長 山野之義様                       金沢市議会議長 野本正人          議場への出席要求について 地方自治法第121条第1項の規定により、令和2年度金沢市議会12月定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。副市長       相川一郎       副市長       村山 卓教育長       野口 弘       公営企業管理者   平嶋正実都市政策局長    鳥倉俊雄       総務局長      松田滋人文化スポーツ局長  山森健直       経済局長      山田啓之農林水産局長    長谷進一       市民局長      高村政博福祉局長      高柳晃一       保健局長      荒舘 誠環境局長      吉田康敏       都市整備局長    坪田英孝土木局長      川島 篤       危機管理監     坂本敦志会計管理者     宮本博之       消防局長      清瀬 守市立病院事務局長  西尾昭浩       財政課長      村角薫明            議案提出について 議案「新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見等の根絶に関する決議」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。  令和2年12月1日 金沢市議会議長  野本正人様                提出者                      金沢市議会議員  久保洋子                         〃     森 一敏                         〃     熊野盛夫                         〃     前 誠一                         〃     小間井大祐                         〃     高  誠                         〃     高岩勝人                         〃     山本由起子                         〃     宮崎雅人                         〃     広田美代                         〃     秋島 太-----------------------------------議会議案第23号   新型コロナウイルス感染症に係る差別や偏見等の根絶に関する決議 新型コロナウイルス感染症は、急速な広がりを見せ、国内外を問わず、深刻な問題となっている。本市においても、市民生活や社会・経済活動等に大きな影響が生じており、市民は、先行きが見通せない不安を抱えた生活を余儀なくされている。 そのような中、新型コロナウイルス感染症に関連して、不安から生ずる差別や誹謗中傷が問題になっている。残念ながら、感染症患者や感染経路を特定しようとする動きや、憶測による誤った情報の拡散、職業差別や偏見、誹謗中傷など、あってはならない事例が見受けられており、これらは人権擁護の観点からも看過できない。 新型コロナウイルス感染症には、誰もが感染する可能性がある。市民一人一人の思いやりと冷静な行動が、市民生活を守ることにつながる。感染症患者クラスター発生源等を責めることなく、社会全体として、感染拡大防止に取り組まなければならない。 よって、本市議会は、感染拡大防止に全力を尽くすとともに、人権尊重の意識を共有し、市民と一体となり差別や偏見等の根絶を目指し、取り組むものである。 ここに、決議する。...